七つ道具 ①時間を区切る、その後

七つ道具エッセイにそれほど時間を掛けるつもりはなかったのに、忙しくて書く暇がなくなってしまった。そうこうしているうちに事情が変わってしまったので、その後のことを書いておく。

 

まず正直に書く。ぼくにとっての、時間を区切ることの重要性は変わっていないが、「Focus」アプリはもう使っていない。

Focusはあの記事を書いた後にUIが変わってしまって、とくにApple Watchではひどく使いにくいアプリになってしまった。見た目はたいして変わっていないが画面遷移が変わったらしく、25分間が終わった後の操作がとても面倒になった。

面倒になっているうちにほかのアプリへ乗り換えてしまったので、Focusがその後どうなっているかは知らない。

Bluebirdへ乗り換えた


Focusに嫌気が差したときに見つけたのが、「Bluebird」というポモドーロアプリだ。Apple Watchでも操作がしやすく、グラフィックもきれいだ。

Bluebirdは、勉強や仕事のための時間管理アプリです。

ポモドーロ式集中タイマーとToDoリストを組み合わせ、先延ばしを克服し、集中力を維持し、進歩を遂げるのに役立ちます。

https://apps.apple.com/jp/app/id1478757472

しかし、タスク管理も対応しているからといって、サブスクで年間4800円、買い切りで15800円という価格には驚いた。タスク管理もこれでやるならいいのかもしれないが、当時は買い切り制の「2Do」というタスク管理アプリを使っていたので、ぼくにはポモドーロ機能しか必要ではなかった。Bluebirdのタスク管理機能が十分であればまだしも、ぼくには物足りない。

とはいえ、MacとApple Watchが中心の環境でポモドーロタイマーだけを使うぶんに不満はなかったので、無料版のまましばらく使っていた。

さらにTickTickへ乗り換えた

さらに状況は変わり、いまは「TickTick」というアプリを使っている。仕事のメインPCをMacからWindowsへ移したので、少なくともWindowsとApple Watchで使えるものが欲しくなったのだ。

TickTickはタスク管理がメインの機能で、ポモドーロ機能は副次的なものである。

TickTickは、クラウドによって、すべてのデバイスでシームレスに同期できる強力なToDoタスク管理アプリケーションです。

https://apps.apple.com/jp/app/id626144601

TickTickは、Windows、Mac、Android、iPhone・iPad・Apple Watchのすべてに専用アプリがあり、もちろん同期できる。Webからも操作できる。この手のタスク管理アプリとしてはめずらしく、個人で使うための機能が充実している。

次の図は、TickTickでポモドーロを実行している間のApple Watchの表示だ。コンプリケーションにも対応しているので、ほかのデザインの文字盤を使っていても経過時間は分かる。【訂正】コンプリケーションには対応していないが、通知から操作できるので、個人的には困ったことはない。

ポモドーロ実行中のApple Watchの表示。

ポモドーロが終了すると通知が届き、休憩時間へ移るなら「リラックス」ボタンをタップする。画面遷移も自然だ。Bluebirdのように「5分延長する」などの操作はできないが、「25分+5分」の時間を変えたり、休憩の自動開始のような基本機能には対応している。

ポモドーロ終了時のApple Watchの表示。

クラウド同期のためのズレはあるが、TickTickではポモドーロの経過時刻も同期される(少し前のアップデートで機能が追加された)。PCでスタートしたポモドーロをApple Watchで終了することもできる。

そして、ポモドーロ機能は単体で使うこともできるが、タスクに対して実行すれば、そのタスクにかかったポモドーロ数や時刻を集計できる。途中で止めても保存できるので、中途半端な時間でタスクを終了してもよい。

Windows版アプリでタスクを確認したところ。そのタスクにかかったポモドーロ数や時間が記録されている。

これまでポモドーロはタイマーとしてしか使っていなかったので、Focusの無料版やBluebirdの無料版でもとくに不満はなかった。だからタスク管理とポモドーロを繋げる気はなかったのだが、TickTickを使うようになってからは、1つのタスクに対してどれくらいの時間がかかったのか意識するようになった。

本というものはすべてが1点ものである上に、いろいろなタスクから構成されるので、たとえば、ある1冊の初校作成にかかった時間と、別の1冊の初校作成にかかった時間を比較してもたいして意味はないと思う。しかし、あるタスクに対して時間を掛けすぎないように、使った時間を見えるようにするという点では、意味はありそうだ。比較ではなく、絶対値として意識するわけだ。

TickTickのネックは年間5000円というサブスク料金だが、書籍編集であれば30近くのタスクに分割して管理しているようなぼくには必要な出費だと思って契約している。別にタスク管理が好きなわけではなく、単に作業忘れをなくすために分割している。期限超過に厳しい点もよい。

なお、TickTickの基本機能は、無料プランで継続的に使える。

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